原作が載っているイブニングは毎号購読している関係上,原作は読んでいたりします。なのであまりアニメの方の感想は書くつもりは無かったのですが,ちょっと一発だけ書いておきます。
基本的に兄妹とか姉弟恋愛ものはあまり好きじゃなく,まぁゲームの様に明らかにネタという感じであれば,ギャグとして受け入れられるんですが,このマンガの場合結構シリアスなので,ちょっと読んでいて辛いです(それが良いという事もできるんですけど)。わたしはキョウダイ恋愛にはリアリティがないと思ってるんですが,ただ,この話のように長い間離れて暮らしていれば,もしかしたらあり得るのかも知れません。でもあまりキョウダイ恋愛を美化して欲しくない,という想いもあります。
もっとも昨日知ったのですが,このマンガの原作者吉田基已は女性の様です。それでちょっと困りました(^^;)。っていうかわたしは女性が青年誌に描くマンガって結構好きなんですよね。
そういう視点でみると,ちょっと意見が変わってきます。わたしの思い込みなので真に受けてもらったら困るのですが,なんとなく女性の方が男性より近親相姦に対する妄想(願望じゃありません)が強いような気がするので,そうであれば,この設定も原作者の中ではあり得るのかも…とか思ったりしてます。
それから,今朝のアニメに生理のシーンがありましたが,原作にあったかどうか覚えてませんが,ああいうシーンって女性の方が当たり前のこと…として描くので,そういう意味で好きだったりします。
男性誌のマンガって女性を幻想として描く場合が多いんですが,女性作家の場合ちゃんと人間として描くので,その辺が興味深い…というか…。まぁたしかに話の主人公の七夏も,かわいい女の子ってだけじゃなく,妙に地に足がついた感じもするんですよねぇ…。