たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

極上生徒会 全体を通して

この作品,始まる前に「マリみて」+「舞HiME」とかいう話があって,でもキャラデザを見たら何とも「微妙」で,うーん…。で始まってみても何ともうーん…。謎があるので問題解決型かと思いきやうーん…。
という感じで進んでいきましたが,不思議にキャラに愛着が涌く作品でした。女性だけの世界にしたおかげで変なハーレムアニメにならなくて済んだし,エロもパヤパヤ程度ですみました。ネットの感想を見てると始まってしばらくは酷評してるサイトが多かったのが,徐々に好評を得るようになっていった様に記憶してます。お話よりもキャラに親しみを持てるようになってきて…って感じなんでしょうね。そういう意味でいうと最初なぜ番組も半分以上終わった辺りでゲームが出るんだろう?…と思ったのですが,そういう意味でしたか?…という感じ。同時に出していたら,かえって話題になってなかったでしょう。そうそう,エンディングの歌が執行部から遊撃+車両になって隠密がないのがやっぱり不思議なのですが,これも「まだまだメディアをかえて続きます」って事なのかもしれません。
メインの登場人物はほとんどみんな秘密や事情を持っていて,当番回で明らかになる…という形が多いもののほとんど途中で投げ出したり,あまり話に関係なかったりと言う肩透かしぶりは,ある意味意図的でうまかったのかも知れません。まぁ良く言われていたように回によっておもしろさにムラがある気がしましたが,最終的にはお話なんってどうでも良く永遠のモラトリアムに自分達の愛するキャラがいて…って事なんでしょう。まさにゲームの世界。でも個人的には水着の回がツボでした:-)。
というわけで,終了記念に…,各キャラに対してわたしの気持ちを(笑)。学年順。

神宮司奏
会長。時々天然が入りますが,あまりヨゴレがないので,まぁそれだけというか。雲の上の人だし…
桂聖奈
巧みに人を貶める話術に萌え。途中でどうもこの人のポジションが不自然と思っていたら,最後の鍵を持っていたのはこの人でした。惚れました。
シンディ真鍋
「ラジャ」等…。一言で笑わせるセリフは楽しみでした。
金城奈々穂
生徒会のヨゴレ。良いおもちゃでした。でもファン多いんじゃないかな?。
銀河久遠
知性と謎に萌え。ついでにちょっとだけお風呂担当:-)。ところでナフレスはどうなったんでしょう?。
市川まゆら
堅物でやぼったいのが妙にツボをついて中盤くらいまで一番好きでした。後半出番が減って悲しい…。
飛田小百合
メガネボイン,そして武士…と需要がありそうなマーケット。キャラデザ的に目が変わっているのが気になりました(目がねつけてるときのですよ)。
角元れいん
個人的には好みではないけど,馬鹿担当なので,好感を持てます。というかあの三連セリフは見事でした。
矩継琴葉
無口系なので個人的にツボなはずですが,まぁまぁというところ。笑った顔が一回なのは残念。
和泉香
やっぱり裏ヒロインだよねぇ…。いろいろありそうなくせに,あんまり出てこなかったので,あまり感情移入はありませんが。
桜梅歩
途中の謎解きはおもしろかったです。だんだん歩が隠密じゃないか?…と思い出した辺り。でもばれた後はちょっとスーパー過ぎ。
蘭堂りの
なにもせず,しかもお馬鹿をヒロインにするというのは,キャラをまんべんなく際立てるという意味ではうまく機能していたと言えるでしょう。
桂みなも
聖奈さんの当番回がなかなか無いのを視聴者に感付かせないために投入したんではないか?…という気も。通常途中参加のキャラって存在感があるものですが,無かったなぁ…。
久川まあち
エへ…というわけで,これもカタログ上必要。でも,結構かわいいと思います:-)。
プッチャン
プッチャンがいなかったらこの作品は成り立ったか?…と言われると成り立つような気がして,作品最大の謎が実はどうでもいいこと…というこの作品の象徴な気がします。

…という感じか…。中盤までまゆらさん,後半から久遠さん,聖奈さんあたりがお気に入りでした。
…というわけでお疲れ様でした。