たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

京騒戯画

昨夜のはやっぱり総集編でした。ですが,コトと明恵がであうシーンって全然覚えてないなぁ…。
ということで,全体を通して。
今期最終回の作品の中で一番気に入った作品かもしれません。絵柄はポップでごちゃごちゃしている,お話は家族の絆を描いた人情話,舞台設定は神々による天地創造,…という部品でしょうか。ちょっと無茶な組み合わせの様な気もしますが,神々のお話が結構稚拙なのは良くあることで*1,それを鏡都での異形のものどもと女子中学生の容姿でやっちゃったのは,結構新鮮でした。まぁでも,主要人物はよいとして周辺の,例えばショーコとか何のためにいるのか良くわからない様な所もありました。全体的にごちゃごちゃ感を出そうとしていて,その目くらましに使われていたのかもしれません。
稲荷や明恵とか男性陣が比較的グダグダなのに対し,コトも古都も極端なくらいにキャラが設定されていて魅力的でした。コトは感性で動いていて頭悪そうに見えましたが,まぁそういうキャラなんでしょう。間違った判断はしてないし。古都の方は久川綾の演技の賜物なんでしょうが,母親としての母性と恋人としての愛情を両方兼ね備えた情の人で,まぁなんというか男としてはちょっと理想過ぎるんじゃない?って位でした。照れる…。
本筋は10話で,無駄な話も少なく綺麗にまとまったという気がしますが,その分,予告編なり復習編なり観光案内とかちょっと余談が多かったかなぁ。本編を無駄に膨らませるより良かったのでしょうが。
…というわけで,とても楽しめました。スタッフの皆様お疲れ様でした。

*1:悪い意味で書いているわけではないので,誤解の無いように…