平凡な高校生菜穂の元にある日手紙が届く。それには10年後の自分からと書かれており，誰も知らないこと，これから起こることが書かれていた。その手紙にはその日転校してきていた翔と初日に帰るのに誘わないでと書かれていた。しかし菜穂は他の友達とともに一緒に帰り仲良くなる。翌日から翔はしばらく登校しなかった。そして球技大会のころ翔も登校してくる。菜穂は手紙に書かれていた球技への出場を断らないでという文を思い出し，いったん断ったもののやっぱり出てホームランを打つ。その夜手紙を読むと，10年後には翔はいないことが書かれていた...という話。
原作はしらないけど，一見して少女，というよりヤング向けの女性漫画原作とわかる絵柄。それでいて，高校生ものということで，地味な話かな...と思って視聴対象に入れてなかったのだけど，未来の自分が過去に手紙を書いて，友人の死を回避させる話...というのを知り，これって僕だけがいない街と似た構造だなと思い観る気になった。もっとも最近こういうプロットの作品，多くないですか?...。過去をやり直す系。
雰囲気からして派手にSFするというよりは，普通に高校のころの日常を描きながら，世界線の変化を感じさせるような展開になりそうな予感。
