たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

91Days 12話 (最終回)

ドン・ヴィンセントを殺した後のアヴィリオはガラッシアのNo.2に拘束されていた。しかしネロがそれを襲い、アヴィリオを連れて車で逃げる。アヴィリオは海に向かいたいといい、長旅の中で二人は語り合う。そして砂浜でネロはアヴィリオを撃ち去る…って最終回。
一瞬話が良く見えなかったが、ネロはアヴィリオをガラッシアから奪還して逃避行ってわけなのね。前回思った通り、アヴィリオの復讐は前回で終わりだったのか?、ネロを殺して完成なのかが描かれないまま話は進む。アヴィリオがコルテオを殺した時点で、アヴィリオが生き残るというエンドは残されてないと思ったが、であれば、ネロを殺すかどうかが気になっていた。意外にアヴィリオはネロを狙わず、ネロがアヴィリオを拘束したまま遠くへ向かうという展開であった。
アヴィリオは家族を殺され一人生き残った苦しみをネロに与えると言ったが、おそらく違うのであろう。ヴィンセントに復讐をし始めることで、アヴィリオは再び生きがいを感じ、そしてその中でネロに惹かれていたように思う。ネロを殺しアヴィリオも自殺するというエンドも考えられたが、アヴィリオはネロに撃たれることを望んだことになる。
作中ではネロが引き金を引いたが、アヴィリオに当たったのか?その後どうなったかは描かれてない。一人その場を去るネロが描かれたので、アヴィリオを逃がしたことも考えれる。ただ、私自身は上に書いたとおり、コルテオをアヴィリオ自身が撃ったことで、アヴィリオを生かしておくというエンドはないのではないか?と思った。今回もコルテオを殺したことを責めるシーンが出てきたあたり、あれをなかったことにしてないってことがわかる。
全体を通して。
基本的にマフィアの殺し合いという作品で、ちょっとしたいざこざが命の奪い合いになる、命の軽い世界。でもその中で家族のかたき討ちをするというアヴィリオを描くが、アヴィリオ自身無関係な人をどんどん殺していく…という矛盾。その重い世界観のなかで、アヴィリオとネロの友情みたいなものが描かれていたのだと思う。思い出してみたら終始アヴィリオの心情は明確に描かれず、復讐をしてるのか、マフィアとして台頭してきてるのかもわかりにくかったが、そこが魅力な作品だった。人は殺すしだますし…というろくでもないキャラばかりの中、ネロは明るく仲間想いで魅力的に描かれていたように思う。それゆえにネロだけが生き残るというエンドは、あらかじめ用意されていたものという感じはするが、いずれにせよ、やりきれない話ではあるな…と思った。
ハードボイルドな世界でファントム(Phantom〜Requiem for the Phantom〜)をちょっと思い出した。大人向けで味のある良い作品だったと思う。お疲れ様でした。