産科医のゴローはかって病院で世話をしていた，アイドル好きの女の子の影響で，アイドルの星野アイのファンになっていた。その女の子は12歳で亡くなったが，ある日，アイが妊娠してゴローのところをにやってくる。ショックを受けたゴローだが，取り上げることを覚悟。しかし，生まれる直前にゴローは誰かに殺される。アイからは双子が生まれ，一人はゴロー，もう一人は，アイドル好きの女の子が転生しており，赤ん坊の頃から二人は大人の意識を持っていた。アイドルの子供であることを隠されながらも，事務所の人と一緒にコンサートなどにも連れて行かれる。アイは徐々に人気がで，ゴローが生まれ変わった愛久愛海（マリン）が3歳の時に，冷静なやりとりから子役としてスポットで映画に出演する。アイは順調に人気が出たが，子供達が幼稚園の時に，家にやってきたストーカに刺され死んでしまう。自分の殺人と母親の殺人に自分の父親が絡んでいること察したマリンは復讐を誓うって話。
1話で90分スペシャルっていうのに驚いた。60分じゃないのか。だけど，見て納得した，ここまで描かないと，途中での話の転換に驚いただろう。実際90分の間にも，最初は転生もの，途中は幼児子育てアイドルかとか思って平和に見ていたのが，最後サスペンスになって戸惑った。
それにしても最近の集英社のアニメへの力の入れようはすごいな。鬼滅があれだけ当たったからだろうけど。
まぁでも話のトリッキーさはむしろデスノートみたいな先の読めなさ。ゴローを殺した人とアイを殺した黒幕が同一人物というのは流石に，突拍子も無いが，この話の展開からすると，意外な人が真犯人とかいう気がする。まさか未来の自分とかじゃないよね。
