たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

デカダンス 2話

デカダンスは,サイボーグたちの娯楽施設。カブラギはサイボーグで,戦士としてデカダンスに入り戦っていた。しかしある日ルール違反をしたといことで,戦士の資格を剥奪され,修理職人になっていた。やる気をなくしたカブラギは本来の世界でも空虚な時間を過ごしていたが,ナツメが記録では死んだことになっているバグであることに気づき,考えが変わる,という話。
…当初,どういう世界観かがわからず混乱した。デカダンスの世界はバーチャルのなのか?,それにしては,カブラギたちがいる日常の方がカートゥン的デザインで,むしろバーチャル的。いや,これは目くらましだろう。こっちが本当の人間なのか?,いや,でも薬注入してるし,スクラップにされている人いるし,やっぱりヴァーチャルでないにしても人間ではない様子。ロボットなのか?ロボットが人間を使って遊んでいるのか?。
どうやら,人間は本当に存在していて,世界もある様子。ガドルという怪獣も本当にいるみたい。ただ,それはロボット?サイボーグ?らが作り上げた娯楽,というより,まぁなにか世界が崩壊して,生き残った世界にこういうシェルターを作って人間を飼ってるという方がただしいんだろうか。あたかも実際の人間がNPCのように扱われている。
となると,じゃぁあのロボットたちは何かというと,元々は人間だったけど,世界の滅亡の折に,逃げ出して,脳か記憶をロボットに移植した上流階級人ということだろうか?,そしてそこで空虚にくらしていて,デカダンスというゲームに興じているということだろうか。
マトリクスのようでいて,でも電脳ではなく現実の方がゲームの世界という逆転劇が面白い。ただ,人間が本当の人間なら,そりゃ機械側で管理は無理でしょ?と思うのだけど,どういう風に管理してるんだろうか?ナツメは記録にないらしいが,普通に人間側では認識されてる。あと,人間から戦士になる人はいないの?いるからナツメは憧れていたんだろうし。
何れにせよ,これは文明が滅んだどころか,人間が機械に飼われている世界ということはわかった。驚いた。