たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

現実主義勇者の王国再建記

現代の日本から,勇者として異世界の小国に召喚されたソーマ・カズヤは,勇者として帝国に差し出されることになるが,国王と交渉し,国の財政を立て直し,帝国には軍費を負担させることにする。国の財政を立て直した手腕を見た国王はカズヤに王座を禅譲してしまい,娘を婚約者とさせる。果たしてカズヤによる国の立て直し,そして内紛の鎮圧と話は進む,という話。
よくある異世界召喚でチート物だなぁと,あまり真面目に見るつもりなかったんだけど,意外に面白く見れた。まぁ色々と都合がいい話なんだけど,異世界召喚で,国を作っていく話は多いものの,困窮する小国をそのまま譲られ,立て直すというパターンはちょっと珍しいか。主人公が,勇者ぽくなく,年齢も20代だろうけどそこそこ上,元々どういう仕事をしていたのかわからないけど,なんか会社員か役人のような感じなのも差別化要因だったと思う。ただなんでカズヤが国を立て直すほどの才覚を持っているのかの説明がほとんどなかったのが残念。話している内容から,歴史書とかビジネス書とかをよく読んでいるのじゃないか?という気がしたが,そういうことなんだろうか?。
あと,国王だから当然というかもしれないが,美人を周りに集めて,前王の娘である許婚にすら,側室を持っていいと認めらせるとか,その辺のハーレム要素が,都合良すぎるというか,なんか成年コミックのようなノリだなと思った。この辺転スラとはちょっと違う。
まぁでも2期決定。多分,また見ると思います。