たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

全話見た。
女子向けゲームで,悪役として主役を苦しめるリーゼロッテは,どういうルートを取っても不幸な死に方をする。小林さんはこのゲームのリーゼロッテに同情し,なんとか助けたあげたいという。ある日,部活仲間の小林と一緒にゲームをすると,二人の声がゲームのキャラに聞こえていることに気づく。かくして二人はゲームのキャラに助言し,リーゼロッテを幸せにするエンディングを目指すという話。
ゲームに転生する話が多いが,そういうのはなく,なおかつ,ゲームの外からゲームキャラに干渉するという設定を,こういう風に実現したのは面白かった。ゲームプレーヤなのに所詮ゲームとは思わないあたりはちょっと不思議な感覚。ゲームというよりは異世界に干渉しているという風が,納得いくのだけど,セープもやり直しもきかないということで,ゲームを少し現実ぽくしていた。
最後は慣れたが,なんか不思議な感覚もあり,ゲームの世界がゲームぽくないという違和感がもあったし,最後のリレナが出てきたあたりでは,もしかしたら現実の世界の方が,女神たちが作った世界なんじゃないか?とすら思った。まぁこの辺,なんかスッキリしないままおわったけど。
なんか小林さんのゲームへの思い入れの強さが,少し異常な感じがしたが,敢えてそういう風に描いている様にも思えた。遠藤くんは,ちょっと厄介な彼女を作っちゃったんじゃないか?という気もしたが,それはジークも一緒か?
トリッキーな設定でちょっと面白かった。ゲームと現実の関わりとしては,こういうのもありかなと思う。