たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

いよいよ大詰めのMADLAXと忘却の旋律

ちょっと前に書きましたが,今期のアニメでは上記2本がもっとも次回の放送が楽しみ,気になるものになっております。で結構興味深いのがこの二つ妙な共通点を感じてしまいます。
レティシア忘却の旋律という赤い髪の女の子がどこかにいるらしいという点もそうですが,基本的に謎が物語を引っ張っているところ,主人公がその謎に近づくことが物語の進行となっている点でしょう。そして奇しくもこの二つ,時を同じくしていまその確信に触れようとしている点でも興味深いです。
主人公が謎に近づくという意味では,前期にわたしが殿堂入りだと思った,光と水のダフネも後半から急激に謎解き…という形でしたが,まだダフネの場合世界観がSF的なので,まだこちらは論理的に謎解きに参加できる,しかしMADLAX忘却の旋律も,謎の臭わせ方自体がぶっとんでいるので,どうも想像以上の事が待っているような気がします。もっともMADLAXの方はレティシアはともかく舞台は東南アジアぽい国とヨーロッパぽい国という風にその部分に関しては現実的で,道具もコンピュータだったり銃だったりですが,忘却の旋律に関しては,全設定がぶっとんでいるファンタジーなので,こちらに関しては何でもあり,下手をすると夢オチだってあり得るので,全く余談を許しません(笑)。というか正確に言うとMADLAXは主人公達が謎を明確に追ってますが,忘却の旋律はむしろ主人公は戦ってるだけで謎を追ってるのは視聴者だという。
もっともこの二作品,謎を謎の終わらせ,視聴者に補間させる…って手法になる可能性もあるので,油断できませんが。個人的には,バッドエンドでもいいので,どこかに落して欲しい…と期待しております。
ついでに書くと,この二作品,音楽が非常に印象的という点でも共通してます。もっとも印象的な内容は若干違いますが…。サントラについては,また後日。