たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

KURAU Phantom Memory 反芻

どうも話が動き始めた気がするので,再度整理してみたいと思います。今回17話,26話構成だとすると後10話を切ったということで,これから一気にコレまで投げっぱなしだったことを回収するつもりなのかも知れません。
公式ページに世界設定が書いてありますが,それを読んでもちんぷんかんぷんです。都市と農村森林部が明確にわかれている…って事が書かれていますが,それについては島の話,今回のスイスの話などをみれば納得はいきます。でも本当にアレだけ極端に未来化された都市と田舎が共存できるのかは疑問ですが…。
公式ページのリナクスについては「原子の中にいる」「物質を原子に分解する」「人間の世界に出ていこうとする性質を持っている」と書かれているだけでちんぷんかんぷんです。
というわけで,ちょっとここで今までわかったことと,わからないことを箇条書きします。

  • 天箕博士は10年前に原子の衝突実験をして,その時の事故により12才の少女クラウの中にリナクスが入り込んだ様だが,リナクスが人間に確認されたのはあの時が初めてなのか?。
  • 初めてだとすると,クラウにリナクスが入ったことで,何か世界が変わったのか?。例えばクラウ以降リナサピアンが発生するようになったとか。
  • 現在国の機関(?)によりリナクスはエネルギー利用されているようですが,一方で多くのリナサピアンを産み出している様子。
  • クラウにリナクスが入ったとき,そのクラウにはリナクスの記憶があったのだが,他のリナサピアンにはそれはないのだろうか?。イヴォンは対を求めていたからイヴォンにはあったのか?。
  • 体にリナクスを浴び,体の一部が金色化している人間が多くいるが,彼らはリナクスの記憶を持っているわけではない。しかしジェシカがそうだとしてイヴォンの対を勤められたということは,彼らもリナサピアンということになるのか?。
  • 一番の疑問はクリスマス。彼女は既存の人間にリナクスが乗移ったわけではないのだが,どうして存在しているのだろうか?。クラウを預かっていた女性がクリスマスを「クリスマス」と名付けたことについて何かを感じたようだが,もしかしたらクラウには死に別れた双子の姉妹とかいるとか,そんなんじゃないよなぁ?…。彼女はどういう存在なんだろう?。
  • クラウ以外に対で暮しているリナクスはいないのか?。

「リナクスが何物か?」というのがこの物語の一番の謎なんでしょうけど,こっちが混乱するのはリナサピアンかリナクスかリナクスの影響を受けた人かわからないけど,実に多くのタイプのそれに関係した人達がいることです。クラウも特別のように見えるし,クリスマスも特別のように見える。でもGPOは一括りに「リナサピアン」と呼んでいる。その辺が混乱の原因なんだけど,これってチャンとスタッフが,そういうミスリーディングを仕掛けているって事なのか,お話のご都合でやっているのかが良くわからないのです。
実はそれを除くとGPOや政府や学者の中にリナクスの力を利用しようという連中がいたりとか,アヤカの様に危険視してただ追う人がいたりと,結構お話自体はシンプルな気がするんですけど。
余談ですが,公式ページに19話までのアラスジが載っていて,ちょっと間違いなのかなぁ…って記載があったんですが,それについては19話をみてから考えてみます。あってるんだったら,それはそれで「え?…」って感じなんですが…。