たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

巌窟王 6話

アルベールに伯爵から誘いが,婚約者ユージェニーと一緒に…と誘われる。ユージェニーの両親は夫婦仲は冷え切り父は金の盲者,母親は男遊びをしている。ユージェニーの父親,ダングラール男爵は銀行頭取,伯爵は財力をちらつかせ商談をする。妻の馬を金に目がくらんで売ってしまった男爵は妻と揉める。そういう両親を観て幻滅するユージェニー。オペラ座(?)で封印されていたVIP席を買い取り他の貴族に力を誇示する伯爵。そこにはすべての人達が集まっていた。

  • 最初のフランス語のナレーション時はだれの一人称で語られているのだろう?…。「友人」っていうのは誰?
  • ユージェニーの両親はだれがみても同情すべき点のない貴族として描かれている。アルベールの許嫁であるユージェニーの家を攻撃しているのではあるが,この時点ではあまり伯爵に嫌悪感を感じないあたりも,まぁ策略なんでしょうね。
  • エデとモルセール将軍(アルベールの父)もなにかしら因縁があるらしい…。
  • 女性は心をつかみ,男性は力を誇示する,伯爵の策略は…まぁ王道なんだろうけど,引き込まれました。なんか高級な劇を観ている印象。

なんかすごくゴージャスな作品をみている気がしてきています。別にテクスチャの絢爛ぶりに翻弄されているわけじゃなく王道なストーリのようで,こういう話って意外に最近なかったなぁと思うのでした。