昨日の朝ホテルでTVを何となく回していたら教育テレビでやってました。
http://d.hatena.ne.jp/megyumi/20050227#p5
にも内容の紹介があります。
ベネチアでしたっけ?…，どっかの展示会に森川嘉一郎氏がプロデューサとしてオタクのカルチャーを紹介したという話から始まってました。森川氏の著書は読んでいるので，基本的には同じことを言っている…とわたしは思いました。建築屋からの視点は結構おもしろいなぁ…とも思います。他の建築家の話も聞いたことありますが，彼らは結構都市論とかまじめに考えているんですよね。まぁ彼らからしたら都市はコンセプトをきちんと考えて設計するものだからでしょうけど…。
番組自体は展示の話からオタクの文化の話へ展開していて，「萌え」とか「やおい」とか「コミケ」とかその辺の話もありましたが，多分こっち側であろうわたしからすると「あぁ，ちょっと不正確だから文句言う人いるだろうなぁ」とも思いましたが，向こう側の人にいきなり正確に語ろうとしても消化不良おこすだけでしょうから，あれはあれでいいんじゃないでしょうか。それにしても森川氏が「萌え」について説明しているのを聞いて，すっかり「萌え」を説明する一部として「ときめき」という言葉が使われるようになったなぁ…と思ったりも。
あと，動いている斎藤環氏を見て，あぁーこんな人なんだ…と思ったりも。
変にちゃかしてないし，持ち上げてもいないし，NHKらしいまじめな番組でした。
