たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

頭文字D THE MOVIE (http://www.initial-d.jp/index2.html)

日本のマンガ,もしくはアニメの実写化,ましてや外国で…となるとがっかりすること請け合い…とは思ったのですが,なんか宣伝観ていて興味を持ったし,台湾で興業成績がいいと聞いていたので,それなりの見方をすればそれなりに楽しめるのではないか?…と思い(B級映画をみる程度の期待で)観てきました。もちろん映画館で4列目,大画面。
結論からいうと,娯楽作品として観るとおもしろかったです。楽しめました。初めの1時間くらいは「オイオイ」と突っ込みどころもあったのですが,後半慣れました(笑)。特にバトルが良かったです。少なくてもアニメでやっていたCGより全然迫力あります。何せ実際の車ですから。観ていてこっちが怖ぇぇぇ…って感じで。
突っ込みどころだったのはギャグ*1の入れ方がアジア映画っぽくてオーバーアクションのところ。あと樹と文太がキャラ違いすぎ。樹は傲慢な男だし,文太はDV親父だし。
それ以外はだいたい許容範囲。時間が短いので出てこないキャラも多いんですが,お話的には破綻してません。感心したのはロケを日本でやったせいでしょうが*2,劇中に見える日本語(看板とか)に全く不自然なところが無かったこと。どうでもいいことですが,少なくとも日本人には萎えるので。あと風景が非常に綺麗に取れていました。朝焼けの中をハチロクが走るシーンとか,峠を引きで映しているシーンとか綺麗でした。
お話的には最初から,中里,須藤,高橋(兄)との戦いまでを描いてました。たしか原作通りじゃないですよね?,もう忘れましたが(^^;)。区切りとしてはいいんじゃないですか?。というか原作がおもしろかった頃の感覚を思い出しましたよ(笑)。ちょっと拓海が余裕で運転しすぎ…って感じはありましたが。
さっきも書いた通り,バトルシーンが実写のスタントなのでかなり迫力あります。本当に峠でやったとしたらすごいなぁ…。フィルムスピードとかいじってるのかも知れませんが,ドリフトは本当にやってますし…。
わたしはつい最近までFDに乗っていたし,その前はFCに乗っていたので…とても懐かしい…というかまた乗りたい…とか思ったりも…。
あと関係ないですが,高橋(兄)と中里役の人がすごくイケ面で,男のわたしから観ても,こいつかっこいいなぁ…という感じで…。いや,そっちの方向は別にどうでもいいんですが(笑)…。
というわけで,まぁ突っ込みどころはあるにしても,細かいことを忘れて,バトルシーンを楽しめれば楽しめる映画だと思います。ちょっと樹ファン(いるのか?),文太ファン(こっちはいるだろうなぁ…)はちょっと怒るかも知れませんけど…。。
あと,音楽今回はトランスじゃなくてヒップホップ系になってました。アニメファンは違和感を感じるでしょうけど,まぁわたし的にはこっちでも構いません。

*1:ほとんど樹が担当

*2:でも拓海の家はセットですよね?