認識して確定しても,忘れた場合はどうなるのか?そんな話。
ようやく見た8mmビデオにはハルカの祖母が映っていた。昔の友人を思い出したハルカ。ハルカの家の前に内田と郡山が現れハルカの顔を見て帰る。コサギはアトリを疑いいたぶる,少しおかしくなるアトリ。内田は委員に頼み篠原を止めようとするが,篠原は一向に止める気にならない。裏から手配され内田は解任される。郡山は独自に黛博士を捜そうという。ハルカは町で昔の友達を見かける,しかし友達はハルカのことを覚えていなかった。ハルカはショック受ける。ハルカは祖母のことを忘れかけてたこと,みんな忘れることに不安になる。そのハルカにユウは出会ったことのことを覚えているという。クイナは逆算固定を行い龍のトルクをラクリマに連れて行こうとする。ハルカの家のみんなの目の前でハルカとユウはラクリマに転送される。
- ちなみにわたしも小学校1年とかだったら友達一人も覚えてません(^^;)。
- ハルカの母はいつものんきに蚊帳の外だなぁ。
- アトリ復活。
忘れていること,覚えていること両方あるよ..というお話。この作品はハルカの認知が事象の決定になってるので,ハルカが忘れたらどうなるの?ってことでもあるのでしょうか?。
一方篠原は強引にマジックサークルを開始する模様。このこととラクリマの現状って結局関係あるの?。内田と郡山は外されたが独自に動くことに。アトリもそろそろ復活で,なんかあちこちで何かが勃発しそうですが,ノエインが黙ってるので,後から出てきてみんなかっさらうとかそんな感じでしょうか?。
ちなみに記憶の不安を覚えるのは,大人になってる証拠の様な気がします。不安なら日記でもつけた方がいいよ,と思いますが,わたしがメモ魔になったり,日記を付ける様になったのは大人になってからです。子供の頃はあんまり過去のことを振り返らないしなぁ。
[追記]余談といえば余談ですが,元々この作品の根底にあることだとは思いますが,今回も特に「大人」と「こども」の対比を強調していたと思います.郡山は大人とこどもの時間の流れについて語ったし,シャングリラの船を大人達は無かったようにいうとか,こども達と関係なくお金の都合で進められる研究とか.そしてハルカのママも舞台が自宅なのにヘッドホンで遮断されております.ハルカ一人が特別なこどもなのに極力ハルカの友達グループで描かれるのもハルカとその他という構図ではなく,こどもと大人,そしてラクリマとシャングリラ…等というグループにしてしまってるところが面白いです.まぁトビとか,カラスはそういう中でいうとこどもグループに入っているけど,それぞれの仲介役という感じでもあります.