たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

バンブーブレード 25話 (最終回)

コジローが消えてその後…。新学期となりタマちゃん達は2年生。そこに剣道部入部希望の二人がやってくる。顧問は吉川先生がやっていたが産休のためお休み,変わりにやってきた顧問はコジローだった…って話。
その後…的な最終回。一年生が二年となって,新しい新入生を向かえるというのも,消えたコジローがかえって来るのも王道と言えば王道な最終回ですが,いい話として素直に感動しました。そしてやってきた新入部員が,事件を起こして辞めた先輩の弟と妹というのは,ちょっとひねった意外性でしたが,これまで親や知り合いが残した剣道着を引き継いで剣道をはじめる…というエピソードが他にも描かれていて,そういう丁寧な積み重ねが効いてきてるところにも感心しました。
でもコジローが帰ってきたところで,キリノが抱きついたのは…わかるんだけど,「その男だけは止めた方がいい」と言いたくなります。というか,タマちゃんよりやっぱりキリノがあまりにも良い娘で,癒される話だだったなぁ…と最後に思いました。
最後に凛と離していた少女がタマちゃんとすれ違うところ…。この娘って単行本で表紙になっている娘ですよね?(原作読んでません)。原作がある程度溜まったら,また続きをやる気満々な終わり方…だなぁ…と思いました。
全体を通して書くと,剣道ってこれまでアニメではあまり手垢がついてない分野ですが,そこだけじゃくて「部活」を描くのに力を入れいた作品で,最後までそれは貫かれたなぁ…という印象があります。デートがあるから部活をサボるとか,タマちゃんに叩かれて目覚めるとか,剣道を極める…というよりは,その入り口を丁寧に描いていた作品。ある意味試合はさらりと流されてましたが,一応オリジナルに入ってからは各自の闘う理由みたいのも若干描かれたりしていました。あと,ブレイバーネタはもちろん楽しかったのですが,それ以外にも各キャラが物凄くしっかり立っていて,魅力が一杯だったのも良かったです。要はいろんなところに至れり尽くせりで,王道ながらも安心して楽しめる作品だったといえるでしょう。
この半年月曜のこの夜の作品が,一週間で一番楽しみになっていた気がします。どうもありがとうございました。お疲れ様でした。