たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

まりあ†ほりっく 12話 (最終回)

水泳の授業が始まると聞いて大興奮のかなこだが,レバーがあたり,お腹を壊し,さらにお腹を壊し,なかなか授業に出られないという話。
夢オチの内容がすごくて笑ったが,さらに夢オチを自覚していて笑った。延々と授業に出れないかなこを描いて,結局無しかよ,と思わせておいて,しっかりポロリ。しかも,その首飾り…と話をふって打ち切りという,意味不明の投げがこの作品らしいひどさ(誉め言葉)。
という言うわけで最終回。全体を通して書くと,なんかすごかったです。まぁ新房昭之監督だから…なんでしょうが。よくよく考えると,女装のサドの鞠也とツンツンメイドの茉莉花はほとんど単なる傍観者で,通常だと一般人としてのポジションにいる外部からの転校生のかなこが一番変態だという変化球なキャラ付けがすごかった。大体話の半分くらいはかなこの一人しゃべり。残りのさらに半分は寮長さんネタだったのではないか?。話には大きなベクトルがなく,どこに向かってるのかまったく不明。鞠也とシズの入れ替わりネタも,どうにもオチがついてない。鼎神父とか,何のために出てきてるやら。ただ絶望先生より,観やすかった気はする。
変な作品で,突っ込むのも難しかったけど,楽しかった作品でもあり,またこのキャラ配置で続編をやってほしい。
お疲れ様でした。