たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

COPPELION

一応最後まで見た。プラネットの人たちを救助し,三人娘は救出の任務を続ける…という終わり方。
小津姉妹と和解しちゃうのかよ…とか思いました。遥人,報われないなぁ…。
漫画チックな絵柄とキャラクターの軽さ,展開の強引さとか考えるとこの作品は本来「漫画」なんだな…という気がしました。ギャグとまではいかないけど,シリアスってわけでもない。汚染されて廃墟になった地帯で繰り広げられるバイオレンス…とかいうと北斗の拳ですが,そういう感じですよ。あれもアリエネェーと思いながら楽しめる作品ですから。
ただそういう意味でいうと,この作品,原発事故を連想するような舞台設定になってしまったのが不幸だったのだなぁと思います。私は,まだあのネタをそういう風には消化できなくて,描くならきちんと描いてほしい…とかいう風に観てしまいます。原作の方が先なんでしょうけどね。
東京中心地が汚染地域になった理由を他の事で描きなおすって手もあったのでしょうし,それをやらなかったのは英断なのかもしれませんが,私はそう感じました。軽く見れば,そんなに悪くない作品だったかもしれないのにねぇ…という意味では惜しいところです。