たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

インクレディブル・ファミリー

うちの家族が観に行きたがったので,同行する形で見に行きましたが,面白かったです。
私以外は前作を見てるのですが,私は見てません。ということでストーリーをどう説明したらいいか悩みますが,親子5人が全員能力者でヒーローをやってるというインクレディブル・ファミリー,しかし世の中はヒーローに活動を禁止しており,悪を止めるための活動で出た被害を責められる始末。しかしある金持ち兄妹にヒーローの復活の策を提案され…というストーリー。
かってのヒーローが時間がたち不遇になっている,それを払拭して復活という流れのアメリカ映画がすごく増えてる気がする。この映画の上演前のCMでプーの映画の宣伝をやっていたけど,あれもプーのその後の話だよなぁ。もっともインクレディブルは前作でも不遇なヒーローだったみたいなので,昔は良かったみたいなニュアンスではないのかもしれない。
不遇なところから復活していく流れなので爽快感があり盛り上がる。加えてこの映画は家族も描いている。パパであるインクレディブルは最後は戦いで活躍するが,途中は子供の面倒をみるのに苦心するところがメインだった。日本で父親が子育て参加できてないというが,アメリカ映画でもこういう感じなんだから,どこも似たようなもんじゃないか?という気がしないでもない。もっとも,この映画の赤ん坊は元気で大変というのはあるけど,病気とか泣き続けてとかそういうの無いだけ,ずいぶんいい子だよな…。
悪役のヒーロー不要論も実は一理あるんだけど,あまり大きな葛藤が無く,テーマの深掘りはせず,娯楽映画として作ってる感じだった。
それよりも,ぱっと見て思ったのはピクサーの映画って,みんな同じ表情するなぁ…と。正直ちょっと飽きて来たってところもある。CGだからベースとなるプログラムが一緒なんだろうなとか思ったり。でも楽しい映画でした。