たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 12話 (最終回)

ジャンヌ死亡の未来から絶望にひきこもったモンモランシをジャンヌは連れ戻す。モンモランシは正気になりエンリルの攻撃を防御,そしてジャンヌの攻撃でエンリルを消しさる。それを見ていたアスタロトは人間が自らの力で楽園を手に入れた事に自分の役目の終わりを痛感する。魔物を退けたジャンヌとモンモランシにフランス兵の士気は上がり,イギリス軍は撤退。ジャンヌたちはシャルのもとへ凱旋。モンモランシは元帥に,リッシュモンも軍に戻る。フィリップは兜を脱ぎ父の呪いを振り切る。かくしてフランス軍は進軍しシャルはフランス国王に…という最終回。
エンリルとの戦いは早々に終わらせて,後はモンモランシの女性関係の清算…もとい大団円,だった。原作を読んでないのでわからないのだけど,まだ続いているようだし,2期が作れるような終わりにしていた。でもこっから先はあまりジャンヌダルクにいい話が無い様な気がするので,ここで終わる方が正解ではないだろうか。エンリルの出現は,百年戦争を描くという意味では,蛇足の様な気がするのだけど,原作でもあるのだろうか?。まぁユリスがなぜあるのかの理由にはなってるのだけど。
全体を通して。エロコメに入る作品だと思うのだけど,百年戦争を題材にしており,プロット自体はシリアスということと,主人公のモンモランシが意外に正義感の塊の様なキャラだしエロくもないので作品自体は骨のある作品になっていたと思う。ただ,フランスの王や名将をほとんど女性にし,しかもモンモランシに好意を持っているというハーレムにする改変はすごいし,作品中に撒かれたおっぱいネタやふざけた台詞はどう考えてもギャグで,作品のバランスとしては妙な作品だなぁと思う。ただおっぱいが揺れる割に,意外にセックスを連想させるシーンは無いんだよなぁ。服が破けて画面が真っ白になるシーンもないし,意外に肌色が少ない感じもした。
前期の「異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術」もエロコメの割に話は割としっかりしており楽しかったが,こっちの方がやっぱりエロは少なめにで武骨に感じた。まぁでも他の作品も含めた全体の感想で書いたが,シリアスなプロットを強烈なギャグでけん引するという変なバランスの作品で,面白かった。
個人的な順位はやっぱりゴールデンカムイの次かな…。