たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

コードギアス 復活のルルーシュ

コードギアスの最新劇場版。GWの巣篭もり期間に,ふとコードギアスを見たくなり,全話見るのが大変だから,劇場版3部作を配信で見たら,これも見たくなったので,PPVだったけど見た。あぁ,コードギアスだ,と思った。
タイトル通り,ルルーシュが復活するが,復活することが主たる話かというと,割とあっさり復活し,新しい敵を倒す,というか,まぁC.C.とルルーシュがCの世界を壊したことで,起きたことの後始末といえばあとしまつ。C.C.とルルーシュは割と早いうちにカレンと合流し,旧黒の騎士団を始め主要メンバーと再会。ほとんど責められることもなく歓迎されて,また例のごとくナナリー奪還という話だった。
まぁネットを見ると,この展開に文句を言っている人もいるし,ファンムービーと言っている人もいる。その気持ちはわかる。この作品を見た後に,,もう一度総集編映画の終盤を見返したけど,涙がボロボロ出て,主役が泥をかぶって死ぬという感動が,なんかこの映画を見ると確かにぶち壊しだよなぁ。ルルーシュって,通常シリーズの終盤では相当ひどいことをして,多くの人を殺してるんだけど,それも自分が死ぬという覚悟があったから許されようなところがあったから,自分だけあっさりと行き帰り,そしてひどい目に遭わされ生き残った人も,それを割とすんなり許すのは,ちょっと感動を返せって気分になるのわかる。でもこれってゲームのトゥルーエンドの後のハッピーエンドでやり直しみたいなものだなぁという気がする。だからファンムービーというと,まぁそうなんでしょう。
ストーリについて詳しく書くつもりはないけど,ストーリーで思ったこと。総集編三部作を見ているときに,思ったのが,C.C.がヒロインなんだということ。TVシリーズの時はそう思わなかったので意外だったのだけど,この映画に繋がるんだなと今回わかった。冒頭に退行したルルーシュを甲斐甲斐しく面倒を見るC.C.に驚いた。こんなことできるんだ。TVシリーズの時はピザ食べてゴロゴロしてる女かと思ってたよ(w。最後にわがままと言われて肯定するあたりはC.C.らしいけど。
TVシリーズの時は,だれがヒロインかわからなかった。ルルに好意を向ける女性はたくさんいた。でもTVではシャーリーが死んだから,もしかしたらシャーリーだったのかもしれない。だからルルーシュは死んでシャーリーと結ばれるということもあり得る。総集編の方ではすでに,ルルーシュを復活させると決めていたから,シャーリーも殺さなかったのかも,とは思った。それにしても今回の映画はシャーリーはほとんど出てこなかった。結構重要な役回りだったのだけど。本当にこの娘はそんな役回りなのね。
そして,相変わらずナナリーがスーパー妹ぶりで,ルルーシュがシスコンで,この辺は相変わらず(w。まぁ今回のエンドはルルーシュがL.L.になってC.C.と何処かに行ったのだけど,ナナリーやカレンと完全に切れたわけではないようなので,この後もたまにあったりしてるんでしょう。このエンディングではそれはそれでいいかな。
今回の敵については,死に戻りという,なんかどこがギアスなんだろう?と思うような敵だったけど,それ以外の敵にについては大したことなくて,ルルーシュが死に戻りを封じて勝利。ただ,テロ国家が大国に兵器や戦力で勝てるというのも不自然なので,これはこれで正しいのか,とは思った。でも,敵の何度も死に戻りをしながら,ルルーシュが敵を追い詰めるって不可能なんでは?とは思った。ルルーシュにとっては常に新しい経験だから敵のギアスの可能性を絞り込むとかできないと思うのだけど。
まぁ,そういうわけで久しぶりに新しいコードギアス見て,楽しかったです。最初のはもう10年以上前なんだぁ。