前田の過去の思い出と，そして来栖との戦い。正気に戻ることなく，前田は来栖に打たれる。そして来栖は金剛鉄兵を一掃。タケウチとスワは子供達を連れ，海外へ。平穏が戻るって最終回。
前田が正気に戻ったのかどうかは，よくわからなかったが結局のところ岬を助けられなかったということで，助かる道は残ってなかったんだろう。岬も正気だったのかどうかよくわからなかったし，この二人は同じように死んだとも取れる。
前田が中島中将に助けられ，岬と婚約する過去の思い出は，なんとも切ないものがあった。前田は単なる婚約者で，あまり岬とは面識がないのかと思っていたが，そうでもなかったんだなぁ。どうして１話で，岬を認識できなかったのかが，そうなるとよくわからない。
来栖はもともと最強という位置付けだから，負けることは考えられなかったけど，どこかへ行ってしまうのかと思ったら，葵から血をもらったりと，結局この後も一緒にいたんだろうか?。まぁそれならそれでいいが。
全体を通して。
よかったと思う。ちょっと地味な感じの作品だけど，切ない，渋いという感じだった。作画が少し暗いというか，漫画調だけど，個人的にはこういう作画は嫌いじゃない。前田と岬から始まり，前田と岬の思い出で終わったので，結局前田の話だったのかなぁ。でも，その割には，中間部はあまり活躍してないし。零機関メンバーの話だったと言えばそう。全体を見渡してみるとうまくお話を構成していたと思います。
