たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

現実主義勇者の王国再建記 26話 (最終回)

なぜソーマが前王からいきなり禅譲されたのか?ってネタバラシ。
異世界転生で,チート物かと思っていたら,前王夫妻の死に戻りものだったでござる。びっくり。ソーマが手のひらで踊っていただけかもという認識が正しい。
最終回はリーシアとのベットイン,とまではいかなくても結婚式でもするのかと思って軽く覚悟していたら,かなり話の根幹を示す話だった。これまで毎回子作りやハーレムネタをやっていたのはなんだったんだ。
全体を通して
異世界転生のチート物は,毎度の様にあるけど,これは政治もので結構面白かった。国づくりものも結構あるけど,主人公の魔力や武力が強いパターンが多い中,これは政治力というか,おそれく主人公が歴史とかに詳しくて,いろんな政治の逸話を知ってるあたりが強みだったというのが新しかったんだろう。
一方で後半は妙にハーレム要素を強くしてるのが,作品を軽くしてるなぁと思ってた。まぁそれはそれで楽しめたのだけど,だったらしっかり最後は結ばれて欲しかったなぁ。
たまたまだけど,現在の世界の政治情勢とシンクロする社会問題を扱ってる点は,偶然だろうが,作品に厚みを与えていた。重たい政治問題を扱ってるので,多分重たくならない様にハーレムネタを入れていたんだろうけど。
原作はこの先がある様だから,続きをやってほしいと思うがどうだろう。何れにせよ楽しく見れた。