たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

リコリス・リコイル 13話 (最終回)

作戦が終了し引き上げる場面に現れた真島。千束だけが取り残され,二人の戦いになる。爆弾をタテに打ち合う真島。しかし,千束の心臓に異常がでると,勝負は小休止。真島自身は世界のバランスを取るためにやっているという。あくまでも自分は正義という。再び戦いになり,最終的に,真島も千束も塔から落ちるが,たきなにより千束が救出される。そして真島がもっていた爆弾は単なる花火だった。一方,吉松の前に現れたミカ。警護の女性を瞬殺。ミカの足の怪我はブラフだった。ミカは心臓を取り戻す。そして後日。リコリコは営業を再び始めていたが千束はいなかった。その頃たきなは消えた千束をおって宮古島に。千束を連れ戻す。そして店ごとハワイへってエンディング。
千束に移植された新しい心臓はスーツケースに入っていたのか,吉松に入っていたのか明には描かれなかった。したがって吉松がどうなったかわからないが死んだように思えた。吉松は結局何をねらっていたのだろう。千束を完成させたいという思いだったようだけど,やっぱりそれは人殺しの千束だったんだろうか?。アランチルドレンとはなんなのか。真島の真の狙いもわからず。でも真島的には,多分圧倒的な権力が裏で暗躍する世界はおかしいということなのかもしれない。
話のエンディングは明るくて良かった。千束が消えたままで終わっても良かっただろうが,コミカルな逃走として描き,しっかりたきなが迎えに行くという展開は心温まる。そして東京に戻らずみんなでハワイに行くという展開も駆け足ながら楽しかった。
殺し屋が活躍する作品のはずなんだけど,全体としては明るく,主要キャラはほとんど死んでない。ちょっと詭弁というかファンタジーな気がするが,千束が不殺の殺し屋なので,おかしくないといえばおかしくない。まぁ見方によっては,第二期を作るのが可能ともいえるので,楽しみにした。不思議なバランスのの作品で,とても面白かった。