最近最終回を迎えたアニメの感想を書きます。
なんか振り返ると,相当見たなぁと思いますが,結構今季は配信が多くて,TVで見たのは半分くらいだったかも。私の録画環境が,同時に複数の番組を録画できないからしかたないのですが。
では,例によって良かったと思う順に書きます。
- トニカクカワイイ 女子高編
- 自分でもいきなりこれか?と思ったんだけど(笑),とにかく見ていて,おかしくて,優しくて,バカバカしくて,平和な気持ちになったので,あげておきます。いや,配信で四話だし,特別枠ってことで。今回は星空くんが,女子高の講師をしにいくって話のはずだったんだけど,最終回は違っていて,これまでのシリーズで匂わせていた司の素性の話だったと思う。女子高生というと,お色気とかハーレムとかを想像するけど,司大好きの星空にそんなことはなくて,司がどぎまぎしてセーラー服のコスプレをするくらい(笑)。まぁ多分,私は鬼頭明里の声が好きなので,それだけで幸せになれてるだけだとは思いますが,楽しめました。
ということで,上のは特別枠として,ここから普通に順番に。
- 無職転生II ~異世界行ったら本気だす~
- 分割2クールで後半はまた先らしいが,話的には綺麗にまとまっていた。ルーデウスのエリスの消失から,シルフィーと結ばれるまでって話で,とにかくシルフィーが可愛かった。ただ,またいずれエリスが戻ってくるんだよねぇとか,ちょっと思ってしまう。全体的に重い話が多い作品だけど,学園の話は少し軽い感じになって良かった。ただしエロの描写は通常のアニメに比べると,シャレにしてない分,なんかエロいと思ってしまう。
- 死神坊ちゃんと黒メイド 第2期
- 好きな人に触れることができない呪い,って作品なのに,なぜかホノボノという路線を今期も続けてくれた。一人ぼっちでロブとアリスしか話し相手がいないと思われていた坊ちゃんだけど,いつの間にか周りには仲間がたくさんできて,次男やダレスともいい感じになってきてる。あとは,ラスボスのシャーデーだけだけど,ホノボノとした作品の雰囲気から,あまり悲惨な結末にはならないのでは?と期待。見ていて優しさと可笑しさを感じる作品だった。
- アンデッドガール・マーダーファルス
- +Ultra枠の作品は好きなものが多いのだけど,最初気づかず,配信で後追いした。一話は日本で,鬼の血を受け継いだ津軽のところに不死の怪異が首だけでやってくるって話なので,おどろおどろしい話かと思ったら二話から,ヨーロッパに舞台を移して軽妙な探偵ものという趣向だった。会話が軽妙で楽しくて,結構楽しめたのだけど,話としては中途半端で終わった。女の子が頭脳だけで探偵をするというと,ゴシックを思い出すが,こちらの鴉夜も相当癖がある。なんか喋り方が独特であまり聞かない演技だったので興味深かった。是非続編をやって欲しい。
以上が,今期とても良かったってことで,三つは順不同で良いと思う。
次が次点。
- 贄姫と獣の王
- 生贄として魔物に捧げられた人間の少女サリフィが,魔王と恋に落ちて,妃への道を歩んでいくって話。美女と野獣みたいな話で,王国もので,割と設定から想像できるストーリー展開だったのだけど,サリフィが可愛かった。なんか周りのキャラは極端でドタバタしてるって感じで,マンガチックだったんだけど,安心して観れた。サリフィはいつも王様の寝所にいて,側から見ると,王様はサリフィの色香に惑わされてるだけでは?と思わないでもないんだけど(笑),サリフィの無邪気さがあまりそう思わせないのはいい演技だった。
- シュガーアップル・フェアリーテイル
- 前期ノーチェックで,これも後追いで配信で見た。妖精のいる国でお菓子職人になる話。ファンタジーだけど今時珍しく転生ものじゃない(笑)。主人公のアンが夢を追う女性としてとても前向きで健全に描かれており,相棒のシャルもそれを影からサポートするって形だから,女性にとては理想的な話だなぁと思った。恋愛よりも家族って感じだった。
- わたしの幸せな結婚
- 一話を見たときは普通に大正シンデレラロマンみたいな話かと思ったら,異能バトルだった。主役の美世がうじうじしすぎてイラッとするところとか,旦那が美世大好きすぎだろって思うところもあるけど,お互いの大好き感がすごくて良かった。
- 悲劇の元凶となる最強外道ラスボス女王は民の為に尽くします。
- この作品も後で知って配信で見た作品。いわゆる悪役令嬢もので女王に転生するというもの。ヒロインの周りにヒロイン大好き男が増えていく逆ハーレムものというのはお約束だけど,比較的ギャグ系の作品がこれまで多かった悪役令嬢ものとしては,深刻な雰囲気が強い作品だった。ヒロインが,自分が悪の女王になることを過度に恐れており,そうなったら臣下に自分を殺して欲しいというところとか,隷属という魔法があって,人を操るところとかシリアス色が強く,2期があるかどうかもわからないが,あまりすっきりとしない終わり方であった。
- 実は俺,最強でした?
- 転生もの,主人公はチートなんだだけど,数値が正しく表示されず,周りからはそう思われてないというやつ。まぁありがちな話なんだけど,主人公が引きこもりで,とにかく面倒なことはやりたくない,妹が極度のブラコンで,しかも魔法少女大好きというヘンテコな設定で,終始軽い感じのギャグだったので,気軽に見られた。ダメダメ主人公とポンコツ登場人物ばかりというか。
以上が,大変楽しく見れた作品。まぁでも並べてみると,最後の以外は比較的重い話が多かった。
次のグループ,
- NieR Automata
- 制作の都合で,変な時期の最終回になった。作画や世界観は面白かったが,よくわからないなぁと思っていたら,続きがあるらしい。人間が滅んだ後の世界の話なのか,人間はいるのか,その辺りを掘り下げてくれるのを楽しみにしてる。
- スパイ教室 2nd season
- 女の子たちのドタバタコメディーをスパイ候補生という形でやったもの。一期の時は前半ピンとこなかったがグレーての話になって面白いと思った。今期はほとんどがティアの話だったように思う。性に奔放な女性を中心に据えるのはアニメでは珍しいので,ちょっと面白かった。
- おかしな転生
- パティシエが死んで異世界に転生。チートだけど,本人はお菓子の国を作ることにいそしむ,って話。転生ものでチートなんだけど,子供ぽいのと,大人がしっかり活躍するところには好感を持てた。
結構楽しめた。良い作品だと思う。
以下,簡単に。
- ホリミヤ -piece-
- 高校生たちの日常という感じだった。前期のピアスとか入れ墨の話はほとんどなかったが,クスっと笑う高校生の行動は面白かった。
- もののがたり
- 物の怪を狩るという話。2クールあって,続きもある様子。あんまり話が進んでる感じがしない。主人公がヒロインを守ることを当たり前のようにして,ラブコメぽい舞台設定だけど,全くそういうのがないのはちょっと面白かった。
- AIの遺電子
- 人間とそっくりのヒューマノイドが出てきたらどういう問題が起きるか?って話を扱ってるのだけど,ちょっと共感しないというか「そうかなぁ」みたいなところがあったのが残念。ヒューマノイドがいるのにロボットがいて,とかいうのもちょっとややこしかった。
- ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~
- ファンタジー,錬金術師を目指す女の子の話。ヒロインのライザの肉感のある作画が興味深かった。
- 幻日のヨハネ
- 沼津が舞台。ファンタジーなのかアイドルものなのかよくわからず困惑していたが,ライブライブのスピンオフと後で知って,なるほどと思った。
- うちの会社の小さい先輩の話
- 職場ラブコメ。職場恋愛に理解がある職場なのと先輩そんなに惚れっぽくて大丈夫か?と思った。
まぁ,軽く楽しんだという感じ。
だいたいこんな感じ。たくさん見すぎたの気がするので,次期はもう少し絞れないかなぁとか思ってるが,見始めると途中で切りにくいので難しい。じっくり見たらもっと深く見れる作品もあったんではないか?と思ったりして,悪いのは私か?と反省してます。偉そうに書いてごめんなさい。
今期は,結構いい作品が多かったと思います。