たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

R.O.D -THE TV-

フジが20話で打ち切って久しいですが,ネットの有料配信で残りが観れるようになっているので,先週一週間かけて21話から最終回まで観ました。
個々のストーリや感想を書くつもりはありませんが,それで全体の感想としては「惜しい」という感じです。フジのうちきりがなければ,わたしは絶賛していたでしょう。2クールもので,前半にギャグや萌えにしておいて,後半にシリアスや暗い話にする作品は今では珍しくありませんが,この作品も後半が進むに連れドンドン話が暗くなっていきます。バッドエンドのように感じた20話の最後ですが,その後も更に暗くなる事実が…。わたし的には自分が信じていた過去が偽りだった…という設定は基本的に弱いので,ここでも来ました。
とはいえ,お話的には大英図書館の狙いにしても,最後の片付け方にしても,強引でご都合主義で,説得力もないのですが,基本的にR.O.DOVAも含めてそういう話なので,それについては文句は無し。大ぶろしき広げて強引に捩じ込むというのも一つのエンターティメントですから,むしろ心地好かったです。それにTV版のスケジュールだとこうは行かなかったのかも知れませんが,クライマックスの絵の綺麗さや映画のようなカット割と動きにはTV作品とは思えないような壮大さを感じました。
というわけで,ネット配信でみたので自分のDVDに録画出来ないのがとても残念,画質も悪いし。あぁーぁ。