たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

魔法遣いに大切なこと〜夏のソラ〜 12話

魔法遣いってそっちかよ!。
「死ぬまで童貞(処女)でいれば魔法使いになれる」を「魔法遣いになれば処女にまま花嫁になれる」と勘違いしていたソラは,娘の幸せを願う父親の気持ちを曲解したまま天国へ旅立った…って話(嘘。
後半,丸々5年後を描いて最後にソラがでてくると思わせておいてでてこないのは良かった。
結局のところ,恋人と付き合うとか,人と関わるとか,親に幸せになった姿を見せるというのは,誰でも出来る普通のことのはずなのに,現代人はライフハック(魔法)でも使わないと出来ないことと思い込んでいる…という強烈な皮肉なんですね。日常を丁寧に描くのは,日常こそが魔法だという強烈な皮肉なのだと気づきましたよ(w。
というわけで,全体を通して書くと,空気アニメ。なんかなにを言いたいのか良くわからない妙なアニメだった。写真を取り込んだ綺麗な背景と,単純化されたキャラというのも,キャラが周りから浮いている,周囲の風景に自分達は決して溶け込むことがない,という若者らしい感覚を表現したかったかのようにも思う。でも単に下北沢で,ストリートミュージシャンを描きたかったアニメのようにも感じ,狙っているのか狙ってないのか良くわからない妙なアニメだった。