さて,今年も暮れが迫り,視聴してる作品のうち最終回があるものはすべて見終わりました*1。といっても挙げてみると,
- 「K」
- 「となりの怪物くん」
- 「中二病でも恋がしたい!」
- 「ソードアート・オンライン」
- イレギュラーですが「エウレカセブンAO」
の五本の様です。
「K」については上に書いたとおり。微妙な感じでしたが,全体的な青基調の絵とか,女子キャラのエロさとか見た目には惹かれる部分はあったり,中二病ぽさがギャグとしては面白かったんですが,主要キャラの性格とか言動がピンとこず,個人的には滑ってるように感じました。まぁでも,これって女子向けなんですよね?。だったら,それでいいのかな?とか思いました。
「となりの怪物くん」は少女マンガでしょうが,楽しく見れました。少女マンガらしい高校生の女の子の恋愛の話ってことで。でもこれって主役のカップルのキャラが極端で,こういうのに共感って得られるんだろうか?という気はしてます。もっともこの作品に関してはあさ子がすごくいいキャラで,こっちのほうに共感するという感じでしょうか。まぁでもこの子も美人なんですよね。とにかくつくりが丁寧という感じ。あまり大きな波がなく終わったので,是非続編を期待します。
「中二病でも恋がしたい!」は何かと話題の作品だった気がします。京アニという点でも,ギャグとしても。作画のよさはいつもながら,主人公らの脳内のケレンミあふれる演出は中二病という設定を活かした面白いものでした。ただ後半は普通に学生の恋愛模様になってしまった。ラブコメにもなってないんですよねコレ。ある意味純情恋愛の話。それはそれでイマドキ珍しいか。楽しくて面白かったけど,森夏とかもうちょっと活かせると面白かったかなぁ。でも良作です。
「ソードアート・オンライン」。唯一の2クールものということで,別格ですが,一番終盤が盛り上がった作品。今回の中では一番良かったです。もっともこの作品も最初の数話は微妙に感じて,視聴をどうしようか迷ったんですよね。続けていて良かったです。スタッフも良かったので,簡単には切れないとは思ってましたが。アスナとキリトの絆を軸に描くという意味ではぶれてないし丁寧だと思いますが,最初それが分からなかったので。コレも続編やって欲しいなぁ。
最後におまけの「エウレカセブンAO」。最後の2話だけ今期ありました。これ,まとめて書こうと思っていて,まだです。すみません。最後の最後に何を描きたかったか分かるという仕掛けで,分かってしまえばいろいろ納得するんですが,24話我慢させられるのはナントモ。視聴者に我慢を強いる作品でした。いろんな軸を匂わせておいて,結局のところは親が自分の子供を守るためには,世界を敵に回してもやっていく…という話だったんだよなぁ。まぁ自分も親だから分かるけど。それ以外の演出がトンでも過ぎて目くらまし食らうんですよね。ちょっともったいなく感じました。ストレートに描くと感動する作品になると思うのに。
というわけで,今期はこんな感じ。継続中の番組にもいいものが多いので,来年も楽しみです。
それでは良いお年を…まだ何か書くでしょうけど。
*1:実はポヨポヨ観察日記がまだ終わってないけど,一度も感想書いてない…