巫女見習いになれば本が読めると,マインは両親にいう。しかし両親は反対。巫女見習いは身寄りがない子がなるもので,無給で仕事もきついとのことだった。マインは神殿長に断りに行ったが,そこで神官長に本を見せてもらい感動する。断ったものの,マインが身喰いとしり,神殿長たちは態度が変わり,両親を招待するという。帰りにベンノに尋ねると,身喰いはその魔力ゆえに神殿に求められているので,良い条件で見込みならないになるかもと言われた。マインは両親を連れ神殿長のところに行くが,身なりが粗末な両親を見て神殿長は態度が一変,マインを渡せと威圧的に迫った。父親は激怒し,取り押さえようとする兵と乱闘になる。そのときマインが力を発揮し,神殿長を倒してしまう。状況を見ていた神官長のフェルディナンドはマインに改めて神殿に来て欲しいと頼む,という話。
2話続けてみたので,どこが切れ目だったかちょっとわからなくなった。
これまで熱を出すことはあったが,魔力が,外に対して作用するようなことはなったので,少し突拍子も無い展開に感じた。そういえば,マインも大人びた雰囲気に変わったが,それは魔力ゆえなのか,前世のキャラが出てきたのか?。
1話の時点でフェルナンドとやりとりをしていたので,神殿に来るのだろうなというのは見えていた。2部があることも最初から示していたので,今回の終わり方は前知識がないと大きく話が転換したという感じだろうが,予備知識のせいか,普通に節目に感じた。
後半が終わってから感想を書いてもいいが,ちょっと現時点で書いておくと,大変面白く見れた。本好きが本を読みたいゆえに,いろいろ発明して騒ぎを起こすという話はユニークだと思った。なかなかの貧しい世界ではあるのだけど,街で商売をしてる人はそれなりの身なりなのだけど,それでも本を持てないというのは,現実の歴史とかではどうなんだろうか?。
マインくらい病弱な主人公も珍しいなぁと思った。全体としてほのぼのした雰囲気の作品ではあるが,ルッツにマインが,本当のマインは死んでおり,自分は入れ替わっていると話したあたりはかなり重たく,他の転生ものも,こういう状態である可能性もあるんだよなと,考え込んでしまった。
ストーリ,雰囲気的に好きなので,後半も楽しみである。