新年になってますが,まだ新番組が本格的に始まる前なので,年末に見たものを一つ。
宮崎吾朗監督がジブリで制作したオール3Dのアニメということで,NHKではずいぶん事前に宣伝してました。宣伝をずいぶんするので1月からの新番組かと思っていたら,一回きりだったのですね。まぁそれはそれでいいのだけど,どういう枠で放送するために作ったのかしら?。NHKからの発注があったの?。
話は赤ん坊の時に孤児院に捨てられたアーヤが成長して子供になるが,アーヤは仲間や大人たちの中でうまくやっていくことに長けていて,孤児院で気ままに暮らしていた。ある日,魔女と魔法使いに引き取られ,魔女にこき使われるものの,魔女が恐れる魔法使いの方にうんまく取り入り,しばらくするうちにその家も快適な場所にしてしまう。という話。
アーヤの母も魔女で,引き取った魔女と作家と同じバンドをやっていた様だけど,どうもその辺の設定が話の中で活かされることはなかった。あと母親が追われているという話も特に話には絡んでいない。原作がある話の様だけど,部分的にしかアニメ化されてないってことか?。番組紹介にあったアーヤが歌っているシーンも本編には無し。やっぱり中途半端と思ったけど,また続編とか作らないのですか?
まぁ上に書いた通り,監督とかスタジオとかいろいろ但し書きが付いてますが,そういうのを除いてみれば普通に面白かったんではないかな?。3DCGは,うーん,どうかなぁ,髪の毛がプラスチックみたいのは気になったけど,ほかはだいぶ良いと思った。
と,ちょっと不完全燃焼。シリーズ化すればいい様に思うが,声優とかを見ても,ちょっと難しい様にも思うし,これっきりなんだろなぁ。まぁでもジブリの女の子ものって,最初の困難を乗り越えたところで終わっちゃうの,なんとなく多い様にも思う。