昨日の夕方ですが，また観に行きました。二回目です。わたしが同じ二回映画を自分から*1観に行ったのは初めてです。ちなみに一回目の感想はこちら。
実は原作を買いに行って，買って読んでいたら，もう一度みたくなったので観たという感じでしょうか。「原作と同じ」という声を読んだのでそうかと思っていたら結構違ってました。でも印象的なセリフは原作にあったりして，まぁ原作のエッセンスはうまく採り入れているんでしょう。特に終り方は原作とゲーム違いますね。
二回目だったので結構冷静にシーンをチェックしながら観ましたが，結構良くできてるし音楽もマッチしているというか，音楽でシーンが演出されている様なところも結構あって，へーー，とかいう感じで観ました。二回目でもドキドキするところはしますね。でもお話の含蓄が良くわかってそっちの方に「うんうん」とかうなずいたり:-)。
ところで，5時過ぎの回でしたが10人程しか入ってませんでした。うーん，少ないなぁ…。あんまりみんな観てないんですかねぇ…。わたしが再三この映画を取り上げているのは，まぁ好き嫌いはある映画だと思うんですが，映画ファン，アニメファン両方に一度は観ておいて欲しい映画だと思うからです。特に現在アニメが日本のコンテンツを引っ張っていってるというなら映画ファンに観て欲しいし，とはいえ通常のアニメの手癖を使っていない特殊なアニメとしてアニメファンにも観て欲しい。観た結果「よくわかんない」「退屈した」って感想は出るかも知れないけど，「どこにでもある映画だね」というセリフは絶対でないはずです。
現に，Yahoo のサイトでも感想が両極端に割れているのが印象的ですし，CinemaScapeでも全員満点をつけてます*2。
ところで，この映画，どうも今田耕司等の吉本芸人を起用したことを，PRに使ってるようなところがありますが，それはちょっと違う気がします。吉本ファンだけが観に行くような映画じゃないし，そこが魅力…ってわけではありません。むしろ「観たこともないような絵的表現」とかの方がポイントなんですが，それが吉本芸人とかの舞台挨拶とかが話題になると，かすんでしまいます。アニメファンって声優じゃなくて俳優の声優起用って結構ネガティブにとらえるので，そこでマイナスになってないか気になります。とはいえ，この映画声優じゃなくて芸人を使ったことが正解だったりするので，難しいんですよね。つまりはアニメ的なキャラの立て方をしてないから，芸人のしゃべりでもマッチしているわけですが…。
そういう意味で言うとPVも今一つ映画の良さを表現出来てないような気がするし，FMでCM聴いたんですが，あれじゃあんまり観に行こうって気がせず，やっぱり心配…。まぁわたしはサムライチャンプルーの9話を観て観に行く気になった人ですけど…。
