たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

四畳半神話大系 1話

大学三年生である「私」が悪友小津と悪いことをしつつ本人には悪態をつく。しかし明石さんとはいい感じ…な話。
昨日たまたま本屋でアニメ公式ページの絵が表紙の文庫本を見かけて,小説…しかも文庫本が原作なのか…と知りました。
アニメはその挿絵,もしくはマンガ絵がそのまま動くような物凄く平面的な絵。主人公「私」の一人称視点で話は進み,やたら語りまくる…辺りから,なんか化物語的だなぁ…とか思っていたら,監督は湯浅政明で,むしろマインドゲームなのか…と納得しました。
ただなんとなくこういう作品も最近多いですよね。アニメというよりマンガや紙芝居…あとセリフ中心で話をまわして,動画である利点を使わないというか。これはこれでアニメのスタイルのもう一方の先端というか,一方が動きとか3Dとか,萌えキャラとかそっち方向に進んでいくので,アンチテーゼ的に存在するんだろうなぁ…。いや好きなスタイルですが,最近好んでみる作品が,そういうのが多いせいか,ちょっとあまり新鮮味は感じなくなってしまいました。
で,「私」は名前は不明なんでしょうか?。学生時代って「仲良し」を卑下しつつ,結局離れられなくて,腐れ縁的に付き合うって結構ありそうだけど,これって心のどこかで依存してるっていうか,これはこれで一種のツンデレなんだろうな…と思ってしまいました。