たろぁーるの日記

たろぁーる氏が書いているぶろぐ。主にアニメとかマンガとかテレビの感想と一人言。ネタバレ結構あります。

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章

前章鑑賞でかなり気に入った作品。後章が始まり,ネタバレを回避するために,慌てて見にいった。
ということで,
前章を見にいって,間が空いたがせいか,少し混乱。宇宙人侵略者の存在は明らかになっており,市民の間にで戦争か保護かの争いが起きていた。前回明らかになっていたっけ?。そういえば,門出たちは大学に入学したが,ちょっと時間の間があったんだろうか?
あとは,融和と対立について争う市民運動,狂信的な活動とか,学生運動市民運動に多くを描く。あと政治家や偉い人たちがこっそりと宇宙船建設を行なっているとか,前章同様,これまでのSFやアニメの要素を打ち込んでいく。
そして前章で説明なく提示された,門出やオンタンの過去は,結局のところ別の世界線でのやり直しだった。タイムマシンじゃないと言ってたけど,タイムマシンでいいんじゃない?異世界や転移みたいにあえて今風の言い方をしなくても,実質は同じだ。そういう意味では,巷で流行りのループや世界線移動もタイムマシンでいいんだよね。流石に異世界転生は違うんだろうけど。
結局はオンタンが門出を生き返らせるために,人類が滅ぶ未来を選んだって話で,もろみらい系だった。富野作品みたいに人類滅亡エンドかと思ったら,違っていたけど,たくさん人は死んだ。
最近の現実世界からこう描くんだろうけど,都市が大災害を受けた後に,避難先で集まって集団で暮らす。自衛隊とかから食べ物を支給されるっていうのは,被害にあったのがほんの一部の地域の場合は成り立つけど,国中が被害を受けたら,こうはいかないのでは?とは思う。本当に食べるものがなくなり,飢餓で死んでいくような世界になる場合もあると思うんだけど。
侵略者はあれだけの科学力を持っているのに,なぜ地球人の攻撃を防げないのだろうか?。小比類巻が言っていたけど,侵略者自体がもっと上位の存在から流されてきた存在なんだろうろうか?。この辺,はっきりしなかったが,敢えてそうなのかもしれない。
話をたたむ方向だから,いろいろ言いたくなることは出てくるが,総じて面白かったので良いです。クレジットを見ると門出が先にあるけど,後章はほとんどオンタンが主役だったなぁ。オンタンと大葉。そんな感じだった。